新棟が完成し当院の名称を「南海病院」から「凪の音ホスピタル」（なぎのねほすぴたる）に改称いたしました。
病院名には、波の音がやさしく届くほど海に近いこの地で、患者様の心が凪のように静かで穏やかに過ごせるように、という願いが込められています。
また、「凪」とは、波が立たない、風のない穏やかな状態のこと。その中にある「音」は、耳を澄まさなければ聞こえないほど小さな、繊細な響きです。

私たちは、その“かすかな声”にこそ耳を傾けたいと考えています。
患者様や利用者の皆様、ご家族の皆様の小さな声にも誠実に向き合い、安心して過ごせるようサポートしていく。

「凪の音ホスピタル」という名前には、そんな私たちの姿勢と決意が込められています。